メンテナンス方法
エアフィルターを使い続けると目詰まりによって圧力損失(抵抗値)が高くなります。エアフィルターが設置されている配管ラインにつながる送風機の機外静圧(送風機が生む圧力)を超えれば風は流れなくなります。このため、定期的にメンテナンスをしなければなりません。粗塵用エアフィルターは洗浄による初期性能の回復が可能ですが、中性能エアフィルターとHEPAフィルターは交換による初期性能の回復になります。
| グレード | メンテナンスの目安 | 作業の様子 |
|---|---|---|
粗塵用フィルター効率:5μm粒子に対して50%以上![]() | (1)風量の低下(初期風量の80%以下) (2)差圧が初期圧損の2倍に達した時 (3)目詰まりによる粉塵飛散が激しい時いずれかの早い時点で高圧水やコンプレッサエアーでごみを吹き飛ばす。掃除機で吸い取ってもよい。ろ材が劣化すれば新品に交換。 | ![]() |
中性能フィルター効率:1~2μm粒子に対して60~95%以上![]() | (1)風量の低下(初期風量の80%以下) (2)差圧が初期圧損の2倍に達した時 (3)長期間使用で破損した時いずれかの早い時点で新品に交換 | ![]() |
| 準HEPA・HEPAフィルター準HEPA 効率:0.3μm粒子に対して90%以上 HEPA 効率:0.3μm粒子に対して99.97%以上 ![]() | (1)風量の低下(初期風量の80%以下) (2)差圧が初期圧損の2倍に達した時 (3)長期間使用で破損した時いずれかの早い時点で新品に交換 | ![]() |





